DRIVE(ドライブ):ダニエル・ピンク
洋書売り上げ、アマゾンで161位。
というのも、うなづける本。
日本では6月くらいに発売されるらしい。
なぜ、この本をブログで紹介するかというと、
僕の研究テーマの一つ、
内発的動機付けについて書かれた本だから。
動機付け研究では、
エドワード・L・デシなどが有名だけれど、
(そして、彼の本はとても面白いけれど)
DRIVEは、さすがはにゴア元副大統領の
スピーチライターを務めたダニエル・ピンク氏の
本だけあって読みやすく、面白い。
彼は、モチベーションを、
モチベーション1.0
モチベーション2.0
モチベーション3.0
というコンセプトを作り出し、説明している。
この分け方が実にうまい。
ネーミングも抜群だと思う。
さて、この本に関しては、日本語版が発売されたら
ゆっくり読むとして。
(この本が日本で発売されたら、
間違いなく、ベストセラーになると思う。)
ダニエル・ピンク氏の思考について考えて
みたい。
彼がこの本を書いた目的は何か?
ダニエル・ピンク氏になりきって
(あくまでも、僕の勝手な妄想だけれども)
「なぜ、今この本を書いたのですか?」
ピンク:
「私がこの本を書いた目的は二つある。
一つ目には、
今の時代には外発的な動機付けではなく、
内発的な動機付けが必要だということ。
その事実を知ってもらい、今までの教育を
見直してもらうこと。
内発的な動機付けについては、数多くの研究者が
研究してきた。
大変優れた研究があるが、
彼らの研究成果や書籍は、一般の人には
受け入れられにくいことも多い。
そこで私は、
モチベーション1.0~3.0というコンセプトを
作り出した。
そのようなコンセプトにより、
今まで一部の人々(特に教育分野)の間でのみ、
関心を持たれていた、内発的動機付けについて、
多くの人々に理解されやすくなる。
そして、多くの人々に関心をもってもらうこと」
それが二つ目の理由だ」
副大統領のスピーチライターを務めていただけあって、
メッセージを人々の心に浸透させるプロだと思う。
「第3者の評価を意識した生き方はしたくありません。
自分が納得した生き方をしたいです。
ぼくは、期待があろうとなかろうと進むタイプです。
やらされる練習じゃないければ、
いろんなことが、うまくまわっていきます。」
-イチロの名言ー
ブザン公認マインドマップインストラクター 杉浦
日本で発売された ダニエル・ピンク氏の過去のベストセラー
この記事へのコメントはありません。