なぜ、山を登ると人は挨拶をするのか?

コンビニに行って商品を購入し、お金を払うと、
「ありがとうございました。」
と言ってくれる。
お金をもらったのだから、
「ありがとうございました。」と言っているのだと
思うのだけれども、
たいていの場合、こちらを見ることなく、
お金をレジにしまいながら言う。
なんか、寂しい。
駅の改札を通る時、
「おはようございます。」とか「ご利用ありがとうございます」
とか、言ってくれる。
でも、たいていの場合、
こちらを見ていない。
なんか、寂しい。
といっても、他人のことなので、
僕にはどうしようもできない。
僕にできることといえば、
こちらが、相手の顔をしっかりと見ることぐらい。
お金を支払った時も、
(たとえコンビニの店員さんがこちらを見てくれていなくても)
「(こちらこそ)ありがとう」
と、相手を見て言う。
だって、商売はモノとお金の交換だから。
僕が欲しい商品をすぐに購入できる環境に対して、
「ありがとう」というのは当然のこと。
駅の改札を通る時も、
「おはようございます」と、
駅員さんの方を見ていうように心がけている。
しょっちゅう通る改札ならば、
こちらが相手の方をしっかりと見て、
笑顔で挨拶していれば、きっと、答えてくれると
信じて。
ところで、
山登りとか、マラソンをしている時って、
どうして、知らない人どうしが声をかけあったり、
助け合ったりするのだろう?
同じ目的を共有しているから?
同じ苦しみを味わっているから?
同じ喜びを共有しているから?
もしも、苦しさの中に喜びがあり、
そして目的を共有する人同士は
助けあうことができるならば、
今の日本。
とてもチャンスだと思う。
不況の中、皆で日本をよくするために、
ともに頑張ればいい。
苦しみと喜びと目的を共有できるチャンス。
うまくいけば、皆で助けあい、声をかけあい、
励ましあうことができるかもしれない。
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