他者理解のマインドマップ(マインドマップ活用法)
7月4日にワールドカフェ形式でマインドマップ勉強会を開催しました。
テーマは、他者理解について。
そこでされた対話からの学びをもとに、
自分なりにマインドマップを書いてみました。
今回学んだこと:
・そもそも他人を理解できるのか?
・他人を理解するにはまずは、自己理解
・他人の嫌な部分は、自分のシャドーの投影かもしれない
・理解しなくてもよい時もある
・理解するかどうかは、自分のゴールによる
・長所も短所も見よう
マインドマップ編
①嫌いな相手でも理解した方がよい時もある。そんな時相手をリアルに想像してセントラル・イメージを書くと腹が立ってくるかもしれないので、セントラル・イメージは赤ちゃん姿にしよう。
②相手のことを考えるとき、ついつい自分との関係性で相手を見てしまうけれど、相手の人にも様々な役割がある。自分からしたら母親であっても、ある人から見たら、妻であり、子であり、友達であり、同僚である・・・そういう方から見た視点も、ブランチに加えることで、相手を見る目がかわるかもしれない。
③相手の経歴など、わかりやすいことは理解しているけれど、相手の人の感情的な部分は、ほとんど知らないというか、関心も持つことが少ない(マインドマップを書いてみて気づいた)。
・その人はどんなときにハッピーと感じるのか?
・その人はどんなときに恥ずかしいと感じるのか?
・その人はどんなことが大嫌いなのか?
・その人がもっともうれしいと感じたエピソードは?
などなど。
そのようなブランチを出すことで、相手の人に対する興味がでるかもしれないし、今までとは違った視点や気持ちで、相手に接することができるかもしれない。
もちろん、知らないことは空白のブランチのままでよいので、出しておくことが大切。
④相手ひとりをセントラル・イメージに書くのではなく、自分も一緒にイメージに加える。そして、自分に対して出した枝を、相手の方にも出してみる。
たとえば、楽しかった思い出というブランチを出し、そこから4本の枝を伸ばしたのであれば、相手の人に対しても、同様に4本の枝を出してみる。
他にもたくさんの気づきを得ました。
今後、他者理解のマインドマップに応用して、発展させていきたいと思っています。
まとめ:
今回もっともよくわかったのは、いかに自分が相手のことを知らないか、ということ。
これは、もしかすると、相手も同様かもしれない。
自己理解ではなく、他者理解のマインドマップ。
書いたところで、相手を理解することはできないかもしれないけれど、間違いなく、相手に対する違った視点ができるし、相手に対して興味がでてくる。
家庭内や職場で試してもらいたいと思います。
また、学校現場でも、先生方で集まって子供たちを理解するためのマインドマップを書くことで、
子供たちは何を考え、何を見ているのか? 子供たちはどんな役割を持っているのか?
などを、考えるよいきっかけになるのでは。
よく、褒めることが大事だと(褒めすぎは逆効果なこともあり)いう人がいるけれど、褒め方のテクニックやフレーズなどを勉強する前に、相手に関心を持ち、相手をよく見ることが大切だと思います。
*ビジネスでの活用例は、メンバーのみの公開となっております。