セルフ・コーチング2
コーチングを学びたい。
イメージが散りばめられたマインドマップを書きたい。
そんな悩みを同時に解決してくれる活用法です。
実際、私が
「コーチングのスキルの一つである質問力を
どのように習慣化したらよいか?」
ということを悩んでいた時に考えついた活用法ですので、
愛用しています。
ポイントを簡単に説明しますと、
お気に入りの質問や、今後ものにしたい質問を
イラスト化(アイコン化)してしまいます。
質問力って本で学ぶものではなくて、
実践の中で、日々の生活の中で磨いていくものだと
思うんです。
なぜなら、コミュニケーションですから。
普段あまり慣れ親しんでいないことって、
意外と本で学びやすいんです。
でも、コミュニケーションのように、
あまりにも日常的なものって、
本では学びにくい特徴があります。
ということで、質問力を身につけたいのであれば、
日常で自分自身に対して
質問を投げかけてみるのが一番です。
簡単にマインドマップの解説をします。
(添付の画像を見ながら説明をお読みください。)
1:“遊び心”アイコン。
ちょっとしたイラストでよいので、セントラル・イメージに遊び心を入れることで、マインドマップを書くことがさらに楽しくなります。あっ、これは質問とは関係がありませんでした。
2:陰陽アイコン。
物事には陰があれば陽がある。ポジティブがあればネガティブがある。常に反対の視点からも物事を視るためのアイコン。ネガティブな出来事や感情が起こった場合などには、このアイコンを加え、反対のポジティブな要素を書き出す。「逆の視点からみるとどうだろうか?」という質問を自分自身に投げかかるためのアイコン。
3:「成長のチャンスと捉えたら?」という意味を持たせた(どこかでみたような)アイコン。
嫌な仕事を押し付けられたと思った時などに、描きたい一品です。
4:「もしも、○○さんがいたら、どんなアドバイスをもらえるでしょうか?」という意味を持たせたアイコン。
尊敬する人物を想像して、このアイコンを書き、あたかもその人が直接アドバイスしてくれることをイメージする。
5:「次にとるべき行動(ファーストステップ、ベイビーステップ)は?」という意味を持たせたアイコン。
プランを立ててもなかなか行動できない人は、このアイコンを書き、次にとるべき行動を必ず考えることを習慣化することをお勧めします。
6:「もしそれに失敗した場合、最低・最悪の状態は?」という究極の状態を考えさせる、アイコン。
7:6のアイコンに続き描けて書いて欲しいアイコン。「それで、その結果どうなるの?」という意味を持たせたアイコン。
8:「それをイメージにすると?」という意味を持たせたアイコン。
固有名詞に限らず、あらゆることにこのアイコンを描く癖をつけると、イメージ化することが上達する。また、思いがけないイメージが浮かんでびっくりすることもしばしば。一日に数回使って欲しいアイコン。
9:自分が身につけたい考え方・意識して習慣化していきたい考え方などを書くブランチ。
ありとあらゆるマインドマップに、このブランチを加えることで、その考え方が自分のものになってくる。名づけて、インストールブランチ。
例では、「わくわく」と書いてある。仕事でも、プライベートでも“わくわく”を意識したいと思った時に、しばらく書いていたブランチ。
10:「このマインドマップは何のために書いたのか?」といったことを、マインドマップを書き終わった後に振り返るためのブランチ。時間をかけて“見える化”したものから得られるフィードバックはあまりにも大きい。意識的にこのブランチを書き、マインドマップを見直すことで、さらなる気づきが得られることもしばしば。
以上。
アイコンに質問の意味をもたせたものの一部を紹介しました。
皆さんがアイデアを思いついた際は、お教えいただけるとうれしいです。
杉浦
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