今、何に注意を払っているのか?
コンビニで買い物を終え、駐車場から道路を
右に出たい。
左からは車が2台来ている。
右側からは自転車が車道を走って、
こちらのほうへ走ってくる。
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自転車が通り過ぎる
左側から来た車も通り過ぎようとしている。
「さあ、駐車場から出よう!」と思ったところで、
左側から来ていた車の後ろのバイクに気づいた。
あやうく、ぶつかりそうになった。
そのような経験をしたことはありませんか?
事故を起こしそうになったのは、
油断していたからでしょうか?
確かにそうかもしれません。
では、次回からは大丈夫か?
残念ながらまた、同じような経験をする可能性があります。
油断していた~。危ない危ない。
と軽く反省するだけでは、
今度は事故を起こしてしまうかもしれません。
なぜか?
事故しそうになった瞬間に、
どこに注意を払っていたのか?
ということを正しく認識していないと、
また同じ失敗を繰り返してしまうのです。
車が2台通り過ぎ、
さあ、駐車場から出よう!
と思ったときに、
どこに注意を払っていたのでしょうか?
自分の進みたい方向にハンドルを向け、
そちらに注意を向けていたのではないでしょうか?
これでは、左側から来る車の後ろを
見落としてしまいます。
一度失敗したのであれば、
注意の方向がどこに向かっていたのかを考え、
次回以降は修正する必要があります。
今回のようなケースでは、、
左側から来る車ではなく、
その車の後ろのスペースに注意を向ける必要があるのは、
言うまでもありません。
いつも同じようなミスを犯してしまう場合、
次回はどこに注意を向けるべきなのか?
ということを考えるのは、
とても大切なことです。
そして、もっともっと大切なことは、
普段から、
「自分の注意は今、どこに向かっているのか?」
ということを意識することです。
そうすることで、
「なぜミスを犯してしまうのか?」
その理由に気づけるようになります。
勉強に集中できないという方も同じです。
15分おきでも、30分おきでも構いませんが、
「今、何に注意を払っているのか?」
というふうに、
①問いを自分に投げかけ、
②現状を正しく認識することで
注意がそれてしまっていても、軌道修正できるようになります。
杉浦
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