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学び続ける大人のためのブログ

どうして覚えられるのか?~記憶の原理原則~

先日、出張であるホテルにチェックインした時のことです。

はじめてそのホテルに宿泊したのですが、

チェックイン時間が夕方ということもあり、
次から次へとお客さんが入ってきました。

そのたびに、受付の女性が、

「Bさん、いつもご利用ありがとうございます。」

「Yさん、私も同じ靴を持ってますよ!
先日、お帰りになられる際、気がつきました!」

と、当たり前のように顧客の顔と名前を覚えて
会話をしていました。
(おまけに靴まで、覚えているとは!)

そこで私は少しだけ躊躇してから、

彼女はどのようにして、お客さんの顔と名前を覚えているのか?

を聞いてみました。


以下、私とフロントの女性Tさんとの会話です。

私:「ひとつお伺いしてよろしいですか?」

T:「はい。」

私:「なぜ、お客さんの名前や顔を覚えてられるのですか?」

T:「特に・・・」

私:「人の顔と名前を一致させるのはとても難しいと思うのですが、
工夫されていることは何でしょうか?」

T:「特別、覚えようとしているわけではありません。
ただ、私どものスタッフはお客さんと会話することが好きなので、
自然と覚えてしまうのです。」

私:「へぇ~~~~~~」

そんな会話が繰り広げられたのでした。

その後、もう少し詳しく聞いてみたのですが、
お客さんの名前や会社名などが
スタッフ間の会話の中で、よくでてくるそうです。

記憶の原理原則からいくと、

彼女たちが記憶しているのは、
ひとつには、会話中に名前を出すことで、
復習になっているからです。

キーワードは復習です。

そしてもうひとつ。
これがとても大切なことなのですが、

お客さんに興味や関心を持っていること。
これは強烈です。
記憶の定着率が全然変わってきます。

特別な努力をしなくても、お客さんの名前を
覚えることができる。

それくらい強烈なことです。

さて、この原理原則を試験勉強などにあてはめるには
どうしたらよいのでしょうか?

彼女たちの行っていることを参考にするのであれば、
勉強の時間以外に、覚えたい知識のことを考える時間を
持つことをお奨めします。

簡単な方法としては、
(覚えたい知識をAとします。)

勉強の時間以外に、

「Aって、どんな場面で使われる知識なのだろうか?」

そういった“問い”を自分自身に投げかけては
いかがでしょうか?

マインドマップももちろん、
記憶の原理原則を使っています。

真ん中にかくセントラル・イメージを書く際、
できる限り心をこめて書きます。

「どのような色で塗ろうかなぁ?」
「一番しっくりするイメージはどんなイメージだろうか?」

そのようなことを考えながらイメージを書くことで、
興味や関心が生まれてきて、
今からかこうとしているマインドマップの内容が
好きになってきます。

その結果、今までよりもはるかに、
記憶の定着率が高まるのです。

人の顔と名前を一致させる方法について:
ここから先は、杉浦のマインドマップ講座を受講された方のみが
見ることができます。

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