コマツさんの話
テレビで自衛隊や消防の方の活躍を見ていて、
ふと、コマツさんの話を思い出した。
多分、コマツの社長の話だったと思う。
そして多分、TVのカンブリア宮殿で聞いた話だと思う。
コマツがV字回復した時のことを社長は語っていた。
彼は、従業員に何を伝えたのか?
経営者というものは、
何度も何度も、当たり前のことを
そして、同じことを繰り返し伝えなければならないと。
そんなことを言っていた。
同じことを繰り返し伝えると、
「また、同じ話かよ!」
そう思われる。
当たり前のことを繰り返し伝えていると、
「そんなこと分かっているよ!」
そう思われる。
従業員からの無言のプレッシャーに堪えられない
経営者は、
次から次へと、目新しい話をしてしまう。
そこで、経営者が
どれだけ信念を持っているか?
どれだけぶれない軸を持っているか?
が問われる。
従業員からの無言のプレッシャーに押しつぶされることなく、
しつこいぐらいに自分の考えや信念を伝え続けられるのが、
真の経営者だと感じた。
ここ最近お会いさせていただいている経営者の皆さんも、
ぶれない軸を持っているように思う。
自衛隊の見事な活動を見ていて、
これまでどれくらい、
地道に訓練を続けてきたのだろう?
毎日毎日、同じような訓練をこなすことが
どれだけ大変なことなのだろう?
と思う。
しかし、そこには成果がある。
マインドマップをかき続けることも、
これと似ている気がしている。
書き方はとてもシンプル。
7つのルールを守るだけでよい。
しかも・・・
そのルールはとても容易でシンプル。
色をたくさん使いなさい。
イメージを4割ぐらいは描きなさい。
「色を使えば楽しいことはわかっているよ!」
「イメージを描いたら楽しいし、分かりやすいことは分かってるよ!」
そう言われることは重々承知。
でも、インストラクターとして、
シンプルすぎるルールを伝え続けなければならないと
思っている。
マインドマップをかき続けることの
真価は、
いざとう時
に現れる。
会社が経営の危機に陥った時。
空き巣に入られた時。
テロが起こった時。
そのような時にマインドマップを使いこなせるかどうか?
普段の積み重ねがものをいう。
世の中にはたくさんの講座やセミナーがある。
すぐれたハウツーものの書籍もたくさんある。
それらはとても目新しいことが多い。
一方、マインドマップはシンプルすぎるがゆえに、
「そんなことしたところで・・・・」
そう思われることも多い。
私のアドバイザー講座を受講した方が、
「杉浦先生には申し訳ないけれど、
僕は、マインドマップに興味がある人にも、講座をすすめません」
そう言っていた。
いや、申し訳なくはない。
私も基本的には、
必ずしも講座を受講する必要はないと考えているから。
シンプルなルールに従い、
かき続けられる人は、
マインドマップの書籍を読めば、十分。
そこには、一日の講座でお伝えしている内容以上のことが
しっかりとかいてある。
もしも、マインドマップに興味を持ったのであれば、
書籍を読み、書籍の内容に従ってかいてみることを
強くお勧めしたいと思っている。
そして、
もしも、シンプルなルールの深い意味が理解できない場合や、
使ったほうがいいとわかりつつも、
始めるのが億劫という人がいるのならば、
36750円を支払って、講座を受講すればよいと思う。
それ以上の価値があると、断言できる。
9・11世界同時多発テロの際、
ニューヨークの町を復興するために、
マインドマップが使われた。
いざという時
マインドマップを使い、
従来では考えられないスピードで。
物事を解決できる人や組織が育っていくこと。
それをサポートするのが自分の役目かなと
最近感じています。
ブザン公認マインドマップインストラクター
杉浦
追伸:
今日、会社の星という番組でマインドマップや、
ホワイトボードのユニークな使い方が紹介されるらしい。
どのような内容なのかわからないけれど、
ホワイトボードマニアの方には
これ、お勧めです。
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