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学び続ける大人のためのブログ

OTAGAISAMA

本城式英会話の本城先生とお話する機会があり、
その時に教えていただいた話。

本城先生はアメリカ?でパイロットを育てて
いたことがある。

その時に、

「日本はなぜ、広島や長崎のことをを許せるのだ?」

と聞かれたそうです。


海外の方からすると、

広島や長崎に原爆を落とされたことを
どうして日本人は根に持たないのか?

それが不思議だったようです。

そこで、本城先生がたどりついたのが、

水に流す

という言葉だったそうです。

詳しく語源を知りませんが、
日本神道の禊(みそぎ)の思想とも
関係があるのかなと思っております。

その水に流すという言葉ですが、
海外には、ぴったりくる言葉がないようです。

Don’t cry over spilled milk.

この英語もしっくりこない・・・・

日本人の根底に流れている(文化と言ったらよいのか)
水に流すという精神。

その精神が根付いているからこそ、
日本は広島や長崎でのことを許せる。

(いや、許せる許せないという選択ではないかもしれない。)

2011年3月11日の震災を通じて、
いろいろと思うことがあった。

自分自身の成長のためにも、
この震災からより多くのことを学ぶためにも、
もう少し続けてみよう。

自分の中に起こっている感情について:

震災から10日目を迎えた。

ふとした瞬間に涙が出てくることがある。

震災の生々しい映像を見たために、
何らかの影響を受けているのか?

医師免許を持ちながら、
自分や家族の生活を優先し、
名古屋で仕事をしている自分を責める
気持ちなのか?

あるいはそんな自分を許してあげたいという
無意識の反応としての涙なのか?

いや、日本の底力に感動している涙なのか?

そして、海外から応援されている日本の姿を見て、
自分自身の中に持ち続けている誇りが満たされる
涙なのか?

その涙の意味はわからない。
分かる必要もないので、
流れるままに任せている。

ただ、今回の震災のことを意識しないようにすることは
避けたい。

現実に目をそむけてはいけないし、
そこにある現実から、
私達は学び続けないといけないと思っている。

話を元に戻したい。

水に流す

という言葉に限らず、

今回の震災を通じて、

お互い様(OTAGAISAMA)

という言葉が日本人の中には染み付いているのだなと
改めて思った。

マハトマ・ガンジーがいうように、
言葉づかいはその人の人生を決定づけることがある。
(杉浦はそう、信じている)

お互い様の精神は海外にもあるかもしれない。

しかし、
とてもシンプルに言葉として表現され、
日常的に使われているのは
日本だけかもしれない。

お互い様(OTAGAISAMA)

自然にそういった言葉を使うことができる大人で
ありたいと思う。

そして、このような美しい言葉を
子供達に伝えていきたいと思った。

ブザン公認マインドマップインストラクター
杉浦


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