震災とコルブの学習サイクル ~その1~
3・11の震災を経験し、
様々なことを思い、考えた。
時期を同じくして、ツイッターを始めたこともあり、
いろいろな考え方があるもんだなぁーと思った。
おっと。
ここで終わってしまったら、
小学生だった頃の私の読書感想文レベルになってしまう。
何かを考え、思ったのであれば、
それを次に生かしたい。
そのためには、学びが必要。
師匠のひとり、トニー・ブザン氏から教えを受けたものとしては、
TEFCAS(テフカス)のサイクルを利用して学びを得たいとも
思うけれど、
上記は成功のためのサイクル。
*ちなみにトニーは何度もノーベル平和賞に
ノミネートされている。
今回は、コルブの学習サイクルを利用して、
学んでみたいと思う。
コルブの学習サイクル
具体的経験
↓
省察(振り返り)
↓
概念化(一般化)
↓
試行(仮説をたて、試す)
さて今回は、具体的経験の部分に特にフォーカスしたい。
具体的経験を出発点として、
そこから学ぶとしても、
具体的経験の“質”
が学びに影響を与えることは言うまでもない。
今回の震災は、
学ぶべき貴重な機会だと思う。
だから、政治家を批判したり東電を批判したり、
感情論のみに走ったり、
それだけで終わってはいけないと、
個人的には思っている。
今回の震災を通じて、
自分の外側で起こったこと、自分の内側で起こったこと、
そして、客観的事実も主観的感情も、
それらを忘れないようにし、
そこから学びを得るべきだと思っている。
そして、この震災を通じて、
日本がどのように変わっていくのか?
自分がどのように変わっていくのか?
についても、長期的な視点で客観的に
見届けたいと思っている。
現時点でも、
たくさんの学びを得たけれど、
とてもとても長くなりそうなので、、~その2~
として、ゆっくりと時間がとれる時に、
マインドマップを使って整理してみます。
皆さんも、震災からの学びを整理することを
おすすめします。
ちなみに現時点では、、
なぜ、ここまで援助が広がっているのか?
阪神淡路大震災や中越地震の時とは、
何が違うのだろうか?
そして、そこからの学びをどのように概念化し、
次回につなげていくか?
という点について、考えてみたいと思っています。
話はずれるけれど、
コルブの学習サイクルを回すためには、
まず、良質な経験が必要。
では、良質な経験の機会がなかった場合に、
学ぶチャンスがないかと言えば、
そんなことはない。
良質な経験を自ら作り出せばよい。
そう思っている。
コルブの学習サイクルや良質な経験に関してはこちら
*とてもくだらないですが・・
補足:
省察(振り返り)においては、サポート役の存在が必要なことも
多い。
というのは、ひとりで振り返りをしても偏った振り返りのみに
なる可能性があるから。
「この経験を通じて、つらかったことは何?」
「それはどうしてつらかったのだろう?」
「そのつらさは避けられたつらさでしょうか?」
などなど。
コーチ的に関わる人がいると学習の効果が
より高まります。
杉浦
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