閉じる
閉じる
閉じる
  1. 経営者の価値観と従業員の価値観
  2. トニー・ブザン先生ありがとうございました。
  3. 公園でこんな光景を見てしまった
  4. 子どもの作品展示会から感じたこと
  5. モデリング講座
  6. ベストセラー作家の大岩さんとお茶してきました
  7. 受講生さんへのフィードバック
  8. インプットとアウトプットと・・そして・・・
  9. U理論ワークショップに参加してきます
  10. 社員の能力をひきあげる指導 伊那食品工業の見学より
閉じる

学び続ける大人のためのブログ

ゼロおばさんから学ぶんだこと。

今日、電車に乗っているとあの

 なんでも“ゼロ化”” おばさんに出会いました。

少林老女

ゼロ化おばさんのことは皆さんご存知だと思いますが、

ゼロ化おばさんについて詳しくない方は、
続きをお読みください。


電車の中で聞こえてきたおばさんの会話

ケース1:

「昨日ね、病院で血圧はかってもらったら、
 血圧が測りにくいですねって、言われちゃった」

(そして、ゼロおばさんは、下記のように結論づけた)

「あたし、死人かね!」

ケース2:

「昨日、久しぶりに身長を測ったら、また縮んでた。」

(そして、ゼロおばさんは、下記のように結論づけた)


「明日にはあたし、いなくなっちゃうかもね」

電車の中で、そういった話が聞こえてきて、

 心の中で大爆笑!

もう、読書どころではありませんでした。

でも、おもしろいで片付けてしまっては、
日常から学びを得ることができません。

私は、“ゼロ化おばさん”を私のイメージの中で、
二度と出会うことができないだろうけれど、

  師匠

に格上げし、

そこから学ぶことにしました。

ゼロ化おばさんの発言は、何が面白いのか?

おそらく、極端に小さくしてしまうから
面白いのです。

そこで私は、これを、

“ゼロ化” と名づけ、

笑いのテクニックとしてノートに書き込みました。

また、“ゼロ化”があるのであれば、“マックス化”も
存在するはずです。

――――――――――――――――――――――――――――
以下、補足説明です。

ある現象から学びを得るためには、法則性を探したり、
共通する概念を見つける必要があります。
コルブの学習サイクルでも、そのプロセスが存在しています。

私は、●●サイクルだとか、回転寿司だとか、
くるくる回るものが好きということもあるのですが、

この、法則を探すことがとても好きです。

なぜならば、法則性を見つけてしまえば、
あらゆることに応用が可能になり、

・次回、実践し、
・うまくいったかどうかを検証し、
・さらに改良していけば、

より学習が深くなっていくからです。

ちなにみ、より質の高い学習サイクルを回すためには、
質のよい体験が必要です。

では、質のよい体験とは何か?

  歯を磨いた。

という体験から何かを学べるか?
と考えたら、明らかに質のよい学びは少ないでしょう。

では、

 部下が突然退職を言い出した

という体験から何かを学べるか?
と考えたら、学ぶたいことがたくさんありそうって
感じませんか?

歯を磨いたという体験と、部下が突然退職したという体験

違いは何でしょうか?

質のよい体験が得られるのはどのような時なのか?
調べればいろいろと書いてありますが、

シンプルにいうと、

感情が動かされた時です。
失敗した、成功した、悲しい気持ちになった、悔しかったなど。

なんらかの感情の動きがあった体験ほど、
深い体験であり、そこから何かを学ぶチャンスです。

そして、深い体験をした時ほど、
深く観察することが大切です。

・周りで何が起こっていたのか?
・自分の中で何が起こっていたのか?
・それはどのような影響を及ぼしたのか?

など。

コルブの学習サイクルについては
こちら
――――――――――――――――――――――――――――

では、ゼロ化、マックス化の実践です。

病院の待合編:
――――――――――――――――――――――――――――
「咳をし過ぎて、魂まで飛んでいきそうだわ!」 
-ゼロ化-

「あの人の咳、うるさいわね。台風かと思っちゃったわ!」 
-マックス化-
――――――――――――――――――――――――――――

リラックスタイム編:
――――――――――――――――――――――――――――
「この果物おいしいわね。中に巣を作って住みたいわ!
 あ~あ、ありんこになりたい!」
-ゼロ化の応用-

「この果物おいしいわね。初体験の味がするわ!」
-下ネタもはさんだ、マックス化-
――――――――――――――――――――――――――――

書いていて思ったけれど、

人の話に便乗して、ゼロ化やマックス化をする場合、
その人の五感表現に注目する必要がありそうだ。

これは、五感を磨くトレーニングにもなるに違いない。

さて、例題です。

もしもあなたが、以下の発言をしたとしたら、
どのように“ゼロ化”や“マックス化”をブレンドしますか?

例:

「昨日、寝付けなくてさ~・・・・」

「あ~あ、おなか空いた!・・・・」

「この靴下可愛いでしょ!・・・・」

どうぞ、皆さんが見つけた(勝手に作り出した)
法則もお教えください。

杉浦

追伸:


少林老女 [DVD]
ちなみにこの映画、今回の記事とは何も関係ありません。
とてもくだらないのですが、
くだらな過ぎて、結果が気になり夜な夜な見て
しまいました。

気が向いたら、MM登録を!

関連記事

  1. 教えずして人を育てるメンタリングマネジメント

  2. 保育園からのお便り(メンタルモデル~その1)

  3. ジグソー学習とワールドカフェ

  4. セルフマネジメント研修その2

  5. あいつはやる気がない!という社長の話

  6. 質問会議(アクションラーニング)体験会実践報告です

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

カテゴリー

ページ上部へ戻る