まず、セルフイメージをあげる
今日は、某組織にて研修でした。
依頼された当初、
組織としてのヴィジョンを考えたい。
コミュニケーションスキルをあげたい。
そういった要望をいただいておりました。
・組織のメンバーをまきこみ、応援されるリーダーをめざす方
*サーバント・リーダーシップ
・組織内・外からも応援される組織文化を作りたい方
・20代~40代までのリーダー
・社員数(スタッフ数)100名までの組織や部署のリーダー
・東海地方の方コーチングによって上記を実現したい方はこちら
もちろん、クライアントの要望に答えるべきだと思います。
一方で全ての要望を鵜呑みにすればよいかといえば、
そんな甘くはありません。
ご要望を受け止めつつも一度脇においていただき、
まず、最初にすべきこととして、
セルフイメージをあげるための取り組みの
必要性についてお伝えさせていただきました。
なぜ、
まずセルフイメージをあげる必要があるのか?
花や農作物を育てるとします。
砂漠化しているように見える土地に、
花や農作物を育てたいと思うでしょうか?
一部のチャレンジスピリットがある方をのぞいて、
多くの方は、
無理に決まっていると最初からあきらめて
しまいます。
まずは、
この土地なら、大丈夫。
そういった確信を持てること。
その確信があるからこそ、
花や農作物を植えたいと思うし、
それらが育った姿をイメージできるのです。
自分達の組織を砂漠と捉えるか
肥沃な大地ととらえるか?
その捉え方が
組織のセルフイメージだと考えています。
ですからまず、
自分達は肥沃な土地を持っている。
植えれば育つ。
そのような意識を持ってもらうような
取り組みをしました。
(今後も継続していく予定です。)
その結果、
○○してみたい!
という意見を堂々と言えるようになります。
○○ならできそう!
そのような意見も堂々とでてくるようになります。
「種を蒔いたところで育つはずがない」
「意見を言っても無駄。できっこない。」
そういった意識では、
すぐれたアイデアを出したがらないのは
目に見えています。
やったことはすごく簡単なことなのですが、
会議の場以外でも、
もっと○○したい!
という意見があちらこちらで出てくるように
なったようです。
ああ、うまくいっているなと感じたのは、
会議の場ではなく、
何気ない会話の中で、
そのような意見がでたという報告を
聴いたからです。
つぶやきの中に本音がある
やっとスタートラインに立てました。
セルフイメージをあげるために、
具体的に何をしたのか?
また、このブログでお伝えしたいと
思います。
まあ、組織としてのセルフイメージをあげることが
本当にベストの回答かといえば、
それはわかりません。
何事も実験です。
すぐに振り返りをして次につなげるのであれば、
ベストを探すために時間を費やすよりも、
行動し、振り返りにより軌道修正を繰り返す方が
うまくいく気がしています。
杉浦
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