手放し力
手放し力の話。
某市社労士会様より、
研修のご依頼をいただきました。
昨日は打ち合わせ。
目標を決めて打ち合わせに望みました。
それは、
依頼主(社労士会研修担当メンバー六名)を
コンテンツ作成に巻き込むこと。です。
※丸投げではなく、主体的に関わることで、
より自分事としてとらえていただくことが狙い。
ゴールイメージや内容を検討しながら、
僕は正直、コンテンツアイデアが冴えませんでした。
※冴えるのは、あのことを考えている時だけ。
そんな時、コンサルタントの方は、
アイデアをだしたり、
データーをもとに分析もするのでしょう。
でも、僕にはそういうことは、
できません。
アイデアや知識が貧弱、ひんじゃく~
なことは自分でも分かっていますし、
データーを見るのは、
中学2年の5月から苦手だからです。
そこで、思い切って開き直りました。
ゴールイメージは共有しつつも、
『参加者の8割が笑顔で満足している。
というゴールは厳しいなぁ・・・』
と、悩みながら、
考えるのを放棄しました。
手放しました。
すると、面白いことが起こりました。
先方がどんどん、
・こんなことしたらどう?
・年配の社労士の先生にも、うけるよね。
・なんか文化祭みたいで楽しくなってきた。
と、僕には到底思いつかないアイデアを
提示してくれました。
そして、
研修までに、コンテンツの一部を作ってもらえることに
なりました。
一言でいうと、
ラッキーです。
狙ったわけではありませんが、
結果的に目標達成です。
僕はただ、ニコニコしてアイデアを聴いてただけです。
手放す、任せる時、
二つの選択肢があることを学習しました。
その1:関心度ゼロで手放す。
俗にいう、無関心。
その2:関心度MAXだけど、手放す。
しばらく、後者の考えを
育みたいと思います。
コーチングの師匠に言われました。
結果を作るのはコーチでなく、
クライアントです。
なるほど。
コンテンツを作るのは、こーしではなく、
クライアントです。
すごく抽象的なのですが、
問題や課題を自分事として考え出す、
スイッチがあるような気がしてます。
そのような、【場】が
できていく空気感が存在している
気がしてます。
日々実験です。
場の力学や(クルト・レビン?)
そういったことに関心がある方と、
(いわゆる社会心理学ではなく。)
情報交換や対話したいです。
関心が強い方、ご連絡お待ちしてます。
お読みいただきありがとうございました。
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場の力学メチャ興味あります
システミックコンステレーションの視点から見ると、間違いなくフィールドにはなんらかのエネルギーがあると思っています。
そこに、セラピスト・クライアント・参加者の覚悟があるとき、セラピストは流れに乗っているだけで、解決の光が見えてくる、そんな感覚があるんですね。
それを生み出す最初の一歩は、安心・安全かな~とも思っております。
と初心者セラピストが語ってみたのです(^^)