チームのパワーを信じ切る
昨年から研修をさせていただいている組織で、
新たなプロジェクトがスタートし、1月が過ぎた。
この組織では、医療専門のマーケティングを得意とする
大谷氏と関わっている。
関わっているといっても、
僕らはあまり動いていない。
正直、会議の場面でただ座っているだけの
こともある。
もちろん、必要な時にはアドバイスをしたり、
コーチング的な関わりをしたり、
職員を勇気づけるようなメッセージを伝える。
ただ、昨年のこちらの動きを10とするならば、
今年度は1くらいしか動いていない。
頭の中ではいろいろと考え続けて、
会議の中で何が起こっているのか観察もしている。
ただし、ほとんど口を出さない。
なぜならば、
そのような関わりこそが、チームの力を発揮させる
方法だと、体験的に理解しているから。
僕らが目指すのは、
自ら考え、自ら修正し、時には自ら思い込みを外し、
主体的に動いていける組織やチーム。
つまり、
仕事としては継続契約に結び付かなくなるのだけれど、
外部の人間が関わらなくても成長し続けられる
組織になるよう支援すること。
昨日の会議でも、
会議の前にひとことふたことアドバイスをしたのと、
終了時に小ネタを披露したくらいの関わりしかしていない。
そのような関わりの中で、
組織が成長しはじめているという手ごたえを感じている。
その瞬間を感じられるのが、
この仕事の魅力かもしれない。
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