感謝の気持ち
おはようございます!
*この記事はフェイスブックにも投稿した記事を
一部改編したものです。
おはようございます\(^o^)/
早朝6時の名古屋駅。
仕事に行く人々。
レジャーに行く様子の人々。
こんなに朝早くから
仕事に向かう人が、
たくさんいるんだ!
と、びっくり。
この方たちが、
日本の経済を支えているんだな~
と、思うと感謝の念が
湧いてこない。
うん、湧いてこない。
僕は、感謝の気持ち、
人さまに対する敬意が、
欠けている気がしている。
だから僕は、
頑張って妄想する。
目の前を歩いている
この人は・・・
朝まだ寝ている家族に、
『おはよう、今日も頑張ってくるね』
と、小声で伝えて家を出たかもしれない。
昨日も帰りは午前様。
家族のために、会社のみんなのために、
遅くまで仕事していたかもしれない。
レジャーに向かうのであろう
子供たち。
お母さんが早起きして、
お弁当を持たせてあげたのかもしれない。
そんな妄想をすることではじめて、
ありがたいな~
って気持ちがわいてくる。
11月9日の講演会に向けて、
集まってくれた
プロジェクトメンバーに
ちゃんと貢献できるよう、
自分を磨いていきたい。
この妄想する力、僕なりに悩んでいたことがあって、
ずっと悩み続けた答え。
5年ほど前に、コーチングというものが分からなくなって
手にとった本。
この本に、コーチとして必要なスキルとして、
“知らない”というスキルが紹介されていた。
私はあなたのことをほとんど知らない。
というスタンスで相手に関わるということ。
これに衝撃を受けた。
僕なりの解釈だと、
決めつけないということ。
例えば、コーチングしていて、
ある人が歌手になりたいという。
えっ、無理でしょ!
歌もそんなにうまくないし、どうやって売り込むの?
って思ったら、すでに決めつけている。
自分の過去の経験やデータから判断し、
・歌手は歌がうまくないといけない
・この人はそんなにうまくなさそうだ
・売れるって大変
・歌手になりたいっていって、苦労している友達もいるし・・・
そういったデーターで人を判断し、
相手を決めつけてしまっていけない。
こちらが決めつけない姿勢、
“あなたのこと、知りません”
“あなたの可能性は私はまだまだ知りません”
という姿勢が関わることで、
相手の可能性が開かれていく。
ということが頭でわかっていても、
なかなか実践できなかったのです。
そして、悩みに悩んだ末にたどりついたのが
妄想する力。
目の前のその人だけを見るだけでなく、
その人の過去を妄想してみる。
その人の未来を妄想してみる。
過去、歌の発表会で、
歌はうまくなくても、情熱的に歌うことで、
スタンディングオーベーションを経験しているかもしれない。
その人の情熱的な生き方に共感するファンが
たくさんいるかもしれない。
この人は、やる気になったら、
どんどん、(僕にはとてもできないことを)やり遂げて
進んでいくかもしれない。
そんな妄想をする。
そして、気づく。
自分は、この人のことを何も知らないのに、
決めつけていたなと。
知らないことに気付くこと。
そのための妄想力です。
目の前の行動だけを見ると、むかつく人がいる。
でも、その行動だけで、その人を判断していないかい?
という自分への戒めとしての妄想力でもある。
この妄想力を鍛えるようになってから、
コーチングがうまく機能するようになった気がする。
誰に対しても、
「この人、将来何をしでかすかわからんなー」って
肯定的な目で人を見られるようになってきた。
そんなメリットいっぱいの妄想力を
最近、コーチングスキルのひとつとして教えるように
しています。
といっても、聴いたら誰でもできること。
よかったら、実践してみてください。
感謝の念か、何かはわかりませんが、
今までと違う感情で人を観ることができるように
なります。
こんなことを書くと、コーチングに興味を持つ方が
いらっしゃると思いますので、
別のおすすめの本を紹介しておきます。
クリーンランゲージ入門
たった12個の質問を覚えるだけでコーチングが
できます。
この本は、昔本屋でたまたま見つけて、
かなり読み込みました。
知人を集めて、勉強会を1年ほどやったくらい、
はまった本です。
ちょっと説明が難しいところもありますが、
本質的な本だと思っているので、
おススメします。
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