『ガソリンスタンド物語』 その1
『ガソリンスタンド物語』
研修をしていて時々言われます。
「やる気のない社員をどうしたらいいですか?」
ふふっ。
そんなの簡単ですよ。
*フェイスブックに投稿した記事です。
仕事に限らずプライベートに限らず、
その人が大切にしている想いを聞いて、
応援するんですよ。
人は変えられない。
でも、影響を与えることはできる。
その人を応援すればいい。
その人を感動させればいい。
と、
人にえらそうに言うのはとても簡単で、
自分ができているかって言ったら別の話。
自分ができていないことを偉そうに言う
自分を反省しました。
ということで、近所のガソリンスタンドを応援することに
しました。
車検もそこでしか受けない。
スタッドレスタイヤを買う時、
●ートバックスの方が安くても、
「あなたのお店で買いたい」と伝える。
そのガソリンスタンドの店員さんのこと、
別に好きでも嫌いでもなかったけれど、
応援する。
そう決めた。
補足説明:
最初僕は、●ートバックスで購入しようとしていたけれど、
妻が、「あのガソリンスタンドで購入したら?」と
提案してくれた。
また、「私がお世話になったこともお礼を言っておいて」
と言われ、妻に背中を押されたのがきっかけ
店長は30歳。副店長は20代後半。
タイヤを購入した時、副店長に聞いた。
「何を考えて仕事しているのですか?」
副店長はめちゃ嬉しそうに答えてくれた。
「ガソリンスタンドって、ただガソリンを入れるだけの
場所。お客さんはそう思っている。
そういう意見をなくしたいんです。
困った時に来てくれるお店にしたいのです。
お客さんともっと会話したいです。」
ふふっ。
あんた、20代後半なのに立派だよ。
僕の若い頃とえらい違いだよ。
地域一番店になってよ。
心からそう思った。
車が壊れそうな音を響かせていたので、
診てもらいに行った。
無料で点検してくれて、音を聞いただけで、
「マフラーではないですね。おそらく●●ですね」
と、プロらしい発言。
無料で点検してくれた。
ディーラーでは直しません。
あなたのお店で修理してもらいたいです。
そう伝えた。
店長さんは敬礼して、軽自動車でさっそうと出ていく
僕を見送ってくれた。
今日、修理のため車を持っていった。
差し入れのジュースを持って。
「やはり、●●が原因でしたね。
部品代だけで、3000円です」
と、工賃はサービスらしい。
そんなのダメだと伝えた。(先輩面して・・・)
お金は、次のお客さんのために、
あなたの会社がもっと頑張るための資金源だよ。
そう伝えた。
自分にも言い聞かせるように・・・
結局、工賃サービスしてもらっちゃったけど・・・
相手をとことん信じて応援する。
何が起こるかはわからないけれど、
地域一番店になるよう、副店長の想いが叶うよう
応援してみる。
もう少し仲良くなったら、飲みに誘ってみようと
思う。
そこで、彼らの想いをもっともっと聞かせてもらう。
どうか、ホモだと思われませんように・・・
続く。
追伸:
長々とお読みいただきありがとうございました。
喋るのも好き、文章を書くのも好きなので、
こうして読んでいただける方がいると思うと、
嬉しいです。
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