人に関わるということ
僕は数年前から一般向けのセミナーだったり、
企業さんや団体向けの研修をさせていただいているのですが、
やったらやりっぱなしでした。
終了後感想を書いていただくのですが、
それは自分のため。
いい感想をいただければ、それをサイトにのせる。
あまりよくない感想に対しては、
「そんなこと期待されても困るんだけどな・・・」
みたいな感じでした。
それでいいとも思っていましたが、
心のどこかで違和感を感じていました。
少しでも学んだことを続けてもらいたくて、
メールでサポートしたり、ニュースレターを送って
いたこともありました。
でも、なんか自分が本気になれていない感じがしました。
その当時僕の研修に参加してくれていた人には
ほんと申し訳なく思っています。
幸いフェイスブックで繋がれている方も多く、
長いおつきあいさせていただいている方も多いので、
そういった方には少しずつ何かを返していけたらと
思っております。
最近では、井坂直人さんに人と関わる方法のひとつとして、
赤ペン指導を教えていただき、
それを行うようにしています。
研修の感想や気づき、質問に対して、
ひとりひとのが何を思って書いたのか?
この人はどんな言葉遣いをしているのか?
何に価値を置いているのか?
どんな成長をのぞんでいるのか?
何を悩んでいるのか?
何が得意なのか?
この人自身が気づいていない強みは何か?
など。
じっくりとそして何度も何度も読み、
赤ペンで丸をつけたり、質問を書いたり、
メッセージを書くようにしています。
先日は、16時半くらいに研修を終え、
赤ペンをつけ終わったのが深夜の1時でした。
研修が立て込んでいるため寝不足が続きますが、
昔の自分みたいな中途半端なのは嫌だなと思い、
また、受講生ひとりひとりと真剣に向かいあいたくて、
そうしています。
受講生に対して外部の講師が赤ペンをつけるという行為は
本当によいことなのか?
本来であれば、職場の上司が行うことではないのか?
と、書いていながら気持ちがぶれることもあります。
でも、今やれることを一生懸命に行う。
一人ひとりにしっかりと向き合うことを目的に、
続けています。
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