わが社は情報共有できているという思いこみ
とある組織での話です。
組織内で情報は共有できているとのこと。
上のみで会議をしているけれど、
*部下は会議に参加していない
「ちゃんと議事録を社内に配っているから大丈夫です。」
そのような意見を聞いた時、あなたはどう思いますか?
本当にそれで大丈夫でしょうか?
そこで私は何人かの方に聞きました。
(会議に参加していない人に)
「皆さんのうち、前回の会議で何が決まったか、
知っている方は手をあげてください」
ほとんと手があがりませんでした。
私は聞きました。
「なぜ、ちゃんと会議録が配られているのに、
読んでいないのですか?」
すると、
「文字が多すぎて読む気になれない」
「ちらっとみたけれど忘れました」
といった意見が多数でてきました。
自分の会社は、
ちゃんと情報が共有されているという思いこみは、
多くの組織で起こっていると思います。
思いこみに気づくためには、
事実を直視すること。
「●●だから大丈夫です」
という意見が聞かれた場合は、
本当に大丈夫なのか?
そんな時こそ、データをとって調べる必要が
ありそうです。
A社:
わが社はちゃんと情報共有ができているはずだ
B社:
わが社はちゃんと情報共有ができている。
なぜならば、配布資料がどれだけ頭に入っているか、
定期的に確認をしている。
たぶんそうだろう・・・・・
という思い込みをもったまま経営をするのか、
定期的に事実を確認しながら経営をするのか。
どちらを選択するか?
が大事だと思います。
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