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学び続ける大人のためのブログ

うまくいっていない組織の共通点は?

多くの組織が問題を抱えています。
集客の問題であったり、人の問題であったり。

たくさん問題が起こっているわけですが、
根本の問題を一つだけあげるとしたら、
何でしょうか?


私たち研修講師は、
クライアントから言われた研修内容を、

「はい、わかりました」

とただ引き受けるだけではなく、

・他に解決しなければいけないことは?
・他にもっと根っこの問題があるのでは?
・その問題を解決した後に提案できることは?

などなど。
あらゆることを想定して、研修プログラムを
考えます。

これが実に大変な作業でして、
考えれば考えるほど、わからなくなってきますので、
事前アンケートをとったり、
研修担当者の話を鵜呑みにせず、
職場の方に話を聞いたりします。

一方で、

要するにココが問題!

というセンターピンを見つけ出したいという
思いもあります。

ボーリングのように、
センターピンにうまくあてて、
他のピンがゴロゴロと倒れていくように
他の問題を根こそぎ解決できたら・・・・

とも思うのは当然です。

で、企業研修講師のプロに聞いたことがあります。

「あえてひとつだけあげるとすれば、
 研修で解決しなければならない
 真の問題は何でしょうか?」

「そんなものはありません。
それぞれの組織によって問題は違います」

と答えられたのですが、
ここで納得してしまっては、いけないので、

「それは重々承知の上でお聞きしますが、
あえてあげるとすると・・・・」

答えは何でしょう?

多くの企業が実は抱えている問題は

 他責

です。

おおっ。
やはりそうか!

どういうわけか、
チーム作りや人間関係改善の仕事をいただくことが
多いからかもしれませんが、

つきつめていくと、

他責

というムードが起こっていて、
そこに悩んでいる組織もあれば、
組織なんてそんなものっ、と諦めている組織が
多い気がしています。

間違いなく、ほとんどの組織に存在している
問題です。

では、

他責

という問題は解決できないのかと言えば、
解決法はそんなに難しくはありません。

すぐに解決できるとは言えないのですが、
解決法は難しくないのです。


どう解決するのか?

答えはきわめてシンプルで、

お互いの信頼関係がない組織には
他責が起こります。

能力がどうこう、というのは本質ではありません。

信頼関係が答えだと!
そんな理想論はいらないよっ

と言われそうですが、
そこにしか答えがないのです。

そして、

相手の能力が低くて、失敗もするし
頼りないけれど、

あいつのことは悪く言いたくない。

という人がいるはずです。

あなたはその人のことを信頼しています。
だから、その人のことは責めません。

答えは簡単なのです。

能力が低くて頼りなくても
なぜ私はその人のことを信頼しているのか?

その答えを、
ノートに3ページくらい書き出してみれば、

どうしたら組織に他責がなくなるかが
見えてきます。

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