観察力① この写真を見て、何に気づきます?(10秒以内でお願いします)
この写真を見て、気づくことを10秒以内に、
3つあげてください!
↑拡大してご確認ください。
先日から、
【営業センスをあげる方法】という記事を書いているのですが、
まあ、ほぼ“観察力”について記事を書いていますので、
タイトルを変更しました。
で、
「写真を見て、何に気づきましたか?」
と、聴くと、人は、2種類の反応をします。
・見るだけの人
・気づいたことを言語化する人
(口に出す、頭の中で声に出す、書き出す)
気づく力を高めたいのであれば、
言語化する方がよいです。
その方が、気づく力は高まります。
で、この話は本題からズレるので、
またの話として・・・・・
改めて、
この写真を見て、何に気づきましたか?
人それぞれ、何に気づくか?
は違うと思いますが、
あなたは・・・・
この写真を撮影した人は、しゃがみこんで撮影している
ということに気づきましたか?
おそらく、カメラマンならば、
そこに気づくと思います。
何を見て、何に気づくのか?
人それぞれ違うと思いますが、
こういうものを、
視点
と言いますよね。
営業でも部下指導でも、結果を出している人の真似をして、
その人と同じ成果を出すメソッドをお伝えしていますが、
*NLP(神経言語プログラミング)では、モデリングといいます。
真似するといっても、
その人の【やっている事だけ】を真似しても、
同じ結果が出るとは、限りません。
*ちょっとしたことなら、同じ結果は出せますが・・・
大切なのは、
【やり方】だけを真似するのではなく、
【視点】も真似する事なのです。
この【視点】まで真似できると、
さらに成果が出る確率が上がります。
まあ、視点といっても、
抽象的な言葉でして、
その人の考え方、切り口、持っているフレームワーク
どこを観察しているのか・・・・
なども【視点】ですね。
できる保険営業マンKさんの視点
知人から、
そうとうやり手の、保険の営業マンを
紹介いただきました。
保険の話を聞いたのではなく、
人材育成やどうやって営業の技術やあり方を
磨いていったのか?
をいろいろとお聞きしていました。
面白いと思ったのは・・・・
通常、カフェなどで、
会話をしている時の距離感って、
上の写真みたいな感じだと思います。
でも、Kさんは、
僕との距離感が遠いのです。
会話も、すごく盛り上がるわけでもなく、
心理的距離感も微妙にあるんです。
といっても、この人信頼できそうだなーという
なんとも言えない安心感も醸しだしています。
そして、なんと言っても、
物理的に距離感が遠いんです。
恐らく、Kさんの視界には、
Kさんの足やテーブルの縁が
写っていると思われました。
そんな距離感で座っていて、終始、
その距離感を保ち続けているところが、
非常に面白いと思いました。
*↑イメージ映像
写真を見て何に気づきますか?
と聞かれた時に、
自分の【視点】から見て、気づくのか?
写真を撮影した立場の人の【視点】に立って見て、
気づくのか?
その違いが、観察力の違いを生み出します。
こういった観察力を磨くと、
できる人の【視点】をコピーして、自分のものに
できるようになっていきます。
私も、Kさんの【視点】がすごく面白いと思ったので、
途中から真似をしてみました。
明らかに、最初のうちは、
会話をしていて、
僕が喋らされている感じがしていたのですが、
Kさんの距離感を真似してからは、
Kさんの方が、喋るようになりました。
ちょっとした違いなのですが、
できる営業マンは、
自分がペラペラと喋るのではなく、
微妙な距離感を保つことによって、
お客さまが、ついつい悩みを喋ってしまう
空間を作り出していました。
私たちの身の回りには、
少し探せば、できる人がたくさんいます。
もしもあなたが、できる人の真似をして、
同じ成果を出したいのであれば、
もしもあなたの部下に、できる人を真似し、
成果を出してもらいたいのであれば、
その方たちを
どう観
察するか?がポイントになります。
観察する力を磨けば、
できる人と同じ成果を出せる可能性が高まります。
観察力を磨かないまま、
なんとなく、表面的なことだけを真似しても、
結果はでにくいです。
人材育成の方法と学び方の目次は
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