部下が行動しないたった一つの理由は〇〇だ!
おはようございます。
人材育成コンサルタントの杉浦です。
何度言ってもなかなか言われたことをやらない
部下がいる。
例えば、
「会議の前には事前に時代を提出するように」
という社内ルールがあるにも関わらず、
*徹底されていない時点で、ルールとは言えませんが・・・
いつも、会議の途中で、
「あのぅ、ちょっとお伝えしたいことがありまして・・・」
と口を挟んでくる部下。
この場合、どうしたらよいかというと、
考えられる原因は・・・・
あなただったら、
何度言ってもなかなか言われたことをやらない
部下がいる場合、
原因は何だと考えますか?
ここで注意しないといけないのは、
原因はいくつもある、ということです。
きっと、〇〇が原因に違いない!
と考えると、部下指導はうまくいきません。
では、いくつ原因があるかというと、
シンプルに整理すると、
ほとんどの問題の原因は、
7つにまとめられます。
心理学の話で、少し難しいですが、
私が心理学やコーチング・カウンセリング、
ファシリテーションを学んだ師匠のメルマガの内容を
紹介します。
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ひらもとです。
私の心理の専門家として最初の10年は、
臨床現場を持った心理カウンセラー、
福祉系専門学校での心理学講師だった。
心理相談室や病院で、心理的なアプローチで関わったり、
精神科医と協力しながら、重度の精神障害を取り扱ったり。
一方で、この15年は、経営者やトップアスリートが、
さらにパフォーマンスをあげるために、という視点で、
瞑想やカウンセリング、コーチングを融合してきた。
実は、
世の中のカウンセラーは、
自分で気づかないうちに、
様々な【意図】のもと、カウンセリングを実施している。
『どこに意識が向いているか』、その9つの類型は・・・
①クライアントの問題/症状
②クライアントの目的や解決像
③客観的な診断(DMSなど)
④クライアントの主観や内的物語り
⑤環境や状況からの影響要因
⑥クライアントの対人関係と問題の相手役
⑦カウンセラーとの精神的つながり、感情的な一体感
⑧ただ話しを聞く、実存的なアプローチ
⑨各流派の理論やカウンセラーの経験的アプローチの投影
まず、
カウンセラーが自分自身の、
自分がやっているアプローチに気づいていることが大事。
そして、
ひらもとが
東京大学大学院とシカゴのアドラー心理学専門大学院、
世界中の、数百の心理療法やセラピーの流派を研究し、
10年の臨床現場でのケースを類型化したところ、、、、
うつも、パニックも、問題行動も、対人不安、身体的症状、
心のブレーキ・・・など、
ありとあらゆる問題の症状は、
『7つの心理的症状の発生要因』
を共感的に、引き出すことで、適切な対処法を、
見極めることが出来ることを発見した!!!
①症状の目的(無意識にその症状を使って、得たいものがある)
②気にし過ぎ、考え過ぎからくる不安、心配(未来や人に対して)
③幸せ像やそこに至る手段が不明確(どうなればいいか不明瞭)
④引き金となる出来事(快や苦痛と結びついた条件反応=症状)
⑤混乱、思考の整理のつかなさ(自分の処理能力を超えた課題)
⑥スキル不足(課題そのものへの技能や対人スキルの不足)
⑦トラウマとなる原体験(人格形成に影響を与えてしまった)
『7つの心理的症状の発生要因』がわかると、
あとは、「行動レベル」「認知レベル」「情動レベル」
各アプローチを組み合わせることで、必ず、
クライアントの症状は改善に向かう。
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何度言ってもなかなか言われたことをやらない
部下がいる時、
あいつはやる気がない
という理由で片付けるのではなく、
例えば、
スキル不足が考えられるのならば、
会議前の議題の整理の仕方を教える必要が
あるかもしれません。
幸せ像やそこにいたる手段が不明確な場合は、
そもそも議題を事前に出すことにどのような意味があり、
それを出すことでどう会社や本人が変わっていくのか?
を示す必要があります。
杉浦
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