少しでも早く成長して欲しい経営者と、なかなか成長できない部下の話
おはようございます。
人材育成コンサルタントの杉浦です。
部下の営業に同行していて、
「いやーあの社長、なかなか大変ですね」
という部下。
上司:
「いやいや、あの場面で、どうして●●をヒアリングしなかったの?
何度もその必要性を伝えているはずだろ?」
上司が望むレベルと部下のレベルに
かい離があるのは当たり前かもしれません。
でも、上司としては、できる限り早く
自分と同じレベルのことが
できるようになってほしい。
家族と朝食を食べていた時。
塩ゆでしたブロッコリーをそのまま
パクリと食べる私。
ブロッコリーの素材の香りが感じられるので
ドレッシングをかけない。
ブロッコリーに、ドレッシングをかけようとする
子ども。
私:
「なっちゃん、ブロッコリーは
そのまま食べてもおいしいよ」
と。
私がおいしいと思うことを子供に伝える。
子どもは反論する。
子ども:
「やだ、味がないもん」
ついつい私は、
自分と同じ事を相手もできると思ってしまいます。
脳の構造上、仕方がないことなのですが、
自分と同じ事を求めすぎると、
人は育ちませんし。
時に、反発・抵抗してくることもあります。
「パパ、うるさい。もう、ブロッコリー食べない!!」
ああ、また私の意見を押し付けてしまった・・・
と反省。
人材育成のコツは、
部下の能力が現在、5ならば、
5.1レベルの課題を与えること。
です。
娘は今、7歳です。
単純に、年齢から考えると、
私が42歳で、娘は7歳。
娘にいきなり42歳レベルのことをさせる事は、
(素材の旨みを楽しむ)
とてもハードルが高いようです。
まずは、7.1とか、7.2レベルの課題を
与えること。
それくらいでしたら、
娘も、抵抗することなく聞いてくれるかも
しれませんね。
「苦手なお野菜、今日は半分でも食べれたら
金メダルだね」
これができれば、
娘は、7.2にレベルアップします。
杉浦
追伸:
人材育成のコツは、小さな階段を確実に登らせること
です。
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