研修を成功させる方法
おはようございます。
人材育成コンサルタントの杉浦です。
とある組織からコンサルティングのご依頼を
いただいたのですが、
引き受けようかどうか悩んでいます。
というのは、
企業が、
研修やコンサルを受ける上で、
これをすれば、今よりもうまくいく!
というものは、存在していているのですが、
まだ、それができていないからです。
企業担当者
「管理者のほとんどが人材育成が苦手。
なんとかならないでしょうか?」
このようなご依頼に対して、
「任せてください。大丈夫です」とは言いません。
まずは、問題点や課題を具体的にすることを
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提案しています。
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ほとんどの悩みは、
具体的にすれば、解決に向けて進み始めます。
そのため・・・・
アクションラーニング(質問会議)という
会議手法では、
出された議題(問題、課題)に対して、
会議参加者がお互いに、
徹底的に質問しあって、
具体的に掘り下げないと、先に進まない
というルールがあります。
たとえば、
議題:「人材育成ができていない」
参加者の質問
・人財育成とはそもそも何か?
・過去にうまくいった時はどのような時か?
・あえてうまくできている人を挙げるとしたら、
その人は何をしているのか?
・人材育成が今のままだと、何が問題なのか?
・具体的に誰さんが、どのような事ができるように
なったら、ゴールなのか?
と、具体的なイメージが、
参加者の頭の中で共有されるまで、
質問し合います。
そして、【人材育成が苦手】という問題が
↓ 具体化
【上司のアドバイスが抽象的なので、
部下は、結局何をしてよいのかわからない。
まずは、具体的なアドバイスができるようになる】
と具体化できれば、
コンサルに頼まなくても、
自分たちで解決できるかもしれません。
確実に一歩前進しています。
なんとなく研修を依頼して、
成果が出ないで失敗することはありますが、
問題点や課題をこのように具体的にすることができれば、
確実に前進します。
頭を使えば済む話ですので、
何より、お金がかかりません。
杉浦
追伸1:
具体化するためによく使う質問は、
「そもそも、●●って、何ですか?」
です。
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