自主性を育てるために欠かせない事
10月1日(土)。
あと3か月で2016年が終わりますね。
この10か月を振り返ってみると、
家族との時間が増えた、年だったように思います。
おはようございます。
人材育成コンサルタントの杉浦です。
朝5時頃・・・・
子ども(小1)が、
「パパ、早く起きて、おうちの掃除したい」
と言います。
杉浦家では、
10分間掃除
という週末の儀式?があります。
年末に一気に大掃除をするのではなく、
10分程度の掃除をコツコツとする習慣を
つけるために、
家族全員で行っています。
もともとは、夏休みに入った娘たち(小1の双子です)に
夏休みを利用して、成長してもらいたくて、
・掃除(自分たちの本棚と家)
・洗濯物干し、洗濯物をたたむ
*相当上手にたたみますよ
・料理の手伝い、食器の片付け
を一緒にやることにしました。
夏休みの間は、2日に1回くらいは、
掃除をしていたのですが、
学校が始まり、
宿題、ピアノの練習、遊び・・・・と忙しくなり、
また、掃除する場所がなくなってきたので、
週末だけ、10分間の掃除をすることになりました。
親が、〇〇を掃除しなさい
と命令するのではなく、
「どこを掃除したい?」と質問します。
「お風呂(水遊びができるから)」
「リビングの掃除」
「トイレ、あっ、やっぱり嫌だ」
「玄関」
「テレビの水拭き」
などと、
自分たちで掃除の場所を決めて
もらいます。
夏休みから続けていますので、
習慣になってきましたが、
ついつい、忘れてしまうことがありますので、
「明日、10分間掃除しようね」
とだけは、言うようにしています。
最近では、
朝起きるとすぐに、
*前は、起きてすぐユーチューブを見ていましたが・・・
「パパ、掃除しよ」
と言うようになりました。
我が子ながら、立派になってくれたなーと
関心しているのですが、
自主的に掃除できるようになってきた
コツをあげるとするなら、
楽しい
ことだと思います。
社員の自主性を高めるような研修をしてほしい
自ら考える社員を育てて欲しい
研修をしている方なら、
そのような要望を聞くことが多いと思いますが、
これまでに、
自主性を高めるような取り組をしてこなかった組織が、
研修をしたところで、
社内の、無自覚の習慣が変わらない限りは、
研修をしても変化は起こりにくいと思います。
では自主的な社員に育ってほしい場合、
どうすればよいかというと、
一番簡単なのは、
楽しくできるような工夫を、
上司が(本人も)することだと思います。
時計で10分間のアラームをセットし、
「準備いい? はじまるよ!」
と、楽しいことがはじまりそうなムードを出す。
途中、残り時間を見て、
「あと2分しかないよ。終われる? いそげ~~」と
声をかける
もちろん、パパもママも一生懸命掃除する。
そして、終わった後には、
掃除した場所チェックがあります。
全員そろって、
お互いの掃除した場所を見て回り、
掃除した人:「ここをこんな風に掃除しました」
他の人 :「ありがとうございます」
このように、自分のためではなく、
家族のために掃除をすることを、
習慣の中で覚えていっています。
人のために何かをするのは、
丸一日かかったら嫌かもしれませんが、
10分くらいなら、貢献欲いっぱいで
行うことができると思います。
仕事なんだから、楽しさはいらない
という意見もあるかもしれませんが、
自主的に続けてもらいたいなら、
楽しくする努力はされてもいいと思います。
杉浦
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