年商100億企業の社長からお聞きした話 ②
おはようございます。
人材育成コンサルタントの杉浦です。
少し前の記事の続きになります。
『ビジネスは掛け算』
という言葉があるけど、
本質がわからずに、
頭で理解して、その言葉を使っている。
そう言う、社長。
では、社長にとって、ビジネスとは何でしょうか?
前回の記事はこちら→ 年商100億企業の社長からお聞きした話 ①
Iさん:
「今の私には、ビジネスは掛け算です。
掛け算になっていくのです。
人脈も増え、社員も増え、組織も増えていけば、
掛け算になっていきます。
しかし、私のもとに相談に来る人の多くが、
目の前のことをコツコツとやらないで、
大きなことばかりやろうとしています。
起業当初やビジネスの立ち上げの時は、
ビジネスは足し案です。」
私:
「どういうことでしょうか?」
Iさん:
「すぐにもうけようとするから、
顧客単価とか、集客とかばかり考えて、
そのような人が、
ビジネスは掛け算とか言っているんです。
まずは、目の前のお客様が何に悩んでいるのか?
何を欲しがっているのか?
を考えることです。
目の前のお客様ひとりひとりに、
喜んでいただくことです。
足し算なんです。
例えば私は、
鮨屋も経営していますが、
職人たちにいつも言うのは、
単価がどうこうではなく、
さっき来たお客様は、
何が好きだったのか?
最初にどういうお鮨を注文したいのか?
そういったことにまず
意識を向けるように。
そう教えています」
なるほど。
結果を出している人ほど、
目の前のお客様を大切にしなさいと
言われます。
本質は変わらないのですね。
Iさんは、また、
「過去は変えられないとか変えられるとか
言いますよね。」
そういう考え方も間違っていると、
おっしゃっていました。
続く。
追伸:
朝晩すっかり寒くなって、
毎晩、娘と布団のとりあいです
この記事へのコメントはありません。