深夜2時の雪山でパニックになって気づいたこと
こんにちは。
人材育成コンサルタントの杉浦です。
夜中の2時頃に長野県の
志賀高原に向かう山道で、
野兎を見ました。
ぴょこぴょこと道路を横切る姿を見て、
「可愛いねー」と
喜んでいたその数分後、
パニックになりました。
スタッドレスタイヤで
すいすいと山道を登っていたのですが、
(FF車)
少し坂が急になったところで、
スリップして動かなくなりました。
チェーンを巻きましたが、
全く動きません。
妻がハンドルを握り、
私が外に出て、車を押します。
少し進みましたが、
すぐに止まって、まったく動かなくなりました。
パパが車の外で、
「ダメだ、動かない!」と言っているのを聞き、
子どもは、大声で泣きはじめました。
どうしよう・・・
このままこの真っ暗な雪山で
朝まで待つしかないのか・・・
前に進もうと思っても、
全く動かないから、
Uターンすることもできない。
チェーンは巻いた
木の枝などを切って、タイヤに挟んでみた
でも、前に進まない。
その時、
ふと、
バックをしてみると・・・・
しっかりとスタッドレスタイヤが
雪を掴んでいる感触がありました。
「あっ、バックはいける」
しばらくバックをし、
勢いをつけて、山道を登ります。
が、
またストップ。
その時、
ふと、
バックをしたままハンドルを切れば・・・
タイヤが雪をしっかりと掴み、
無事、車の向きを180度
変えられました。
そのまま、山道を
雪のない国道まで戻り、
朝まで道の駅で休みました。
私は前ばかり進もうと思っていましたが、
右にも、左にも、バックも、
進む方向はたくさん
あることを学びました。
ひとつの方法でうまくいなくて
ついつい諦めてしまうのではなく
(前に進む)
「まだまだ手段がたくさんある」と思えば、
いいことを学びました。
杉浦
追伸:
野兎が、ガードレールをくぐろうとして、
頭をぶつけていました。
可愛かったです。
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