大切なものは目に見えないという風な話
おはようございます。
【自走する組織の作り方】コンサルタントの
杉浦です。
3月2日(木)、3月7日(火)に、
従業員20名以下の経営者の方向けのセミナーを
名古屋(伏見)にて14時30分から行います。
案内はこちら
*3月2日は残席わずかです
宣伝終わります。
さて、本日は社員の能力を飛躍的にあげる
方法について、お伝えします。
実は、とても簡単なことなのですが、
「あかんっ。そんなことしていない」という方も
いらっしゃるかもしれません。
以下、自慢話に聞こえるかもしれませんが、
そうではありません。
(いや、僕もよく見られたい欲求はありますが・・・)
まずは、私が学生時代の話をお伝えします。
そして、カリスマコンサルタントがやっていることを
お伝えします。
これを取り入れるだけで、
従業員の能力は間違いなくアップします。
【小学生の頃の話】
6年生の時に、鶴亀算(つるかめざん)という
ものを習いました。
鶴と亀の足の数の合計が20本あります。
鶴と亀を合わせると6匹です。
それぞれ何匹いるでしょう?
という問題の解き方です。
方程式を使えば簡単ですが、
小学校の時は、方程式を使わずに
解きます。
塾で解き方を教えてもらったものの、
全く理解できませんでした。
しばらく放置・・・
「やばい!明日、鶴亀算の試験がある!」と
気づいて、
一生懸命解こうとしました。
でも、やっぱりわかりません。
鶴の絵を描いてみたり、
亀の絵を描いてみたり、
亀を何匹も書いて、並べてみたり・・・
でも、何をやっても
先生が教えてくれたことの意味が
わかりませんでした。
たまらず、夜の10時過ぎだったと思います。
塾に電話しました。
「明日、早く行きますので、
鶴亀算について、
テスト前に、もう一度教えてませんか?」
その後も、何度も解いて、
就寝。
やはり、問題を解くことができず、
朝を迎えました。
そして、1時間くらい早く
塾に行き、
先生に「鶴亀算が意味わからん!」と
正直に言いました。
「まず、先生の前で解いてごらん。
どこで躓いているのか見せて」と言われ、
先生の前で解こうとすると、
スラスラと解けました。
機能まで全く解けなかった問題が
翌日、解けるようになっていたのです。
後になって、
私たちの脳は、めちゃくちゃ試行錯誤した後、
眠ったりすると、
翌日(あるいはしばらく後)、
急激に整理される。
そのような性質があることを知りました。
それからというもの、
悩みぬいた後には、必ず神からのギフトが
くると信じ、
問題が起きた時には、
悩みぬくようにしました。
やはり、思いがけないところから、
ヒントが見つかり、
思いがけない解決策が浮かぶように
なりました。
これは、ひとつの成功体験であり、
神様が私たちにくれたギフト(脳の性質)だと
思います。
【浪人時代の話】
高校時代に全く勉強してなくて
遊んでばかりいた僕は、
浪人をしました。
勉強しない僕を心配して、
厳しい予備校を、親にすすめられました。
牢獄と言われる予備校です。
入塾までに、塾の理念みたいなものを
丸暗記しなければなりません。
入塾までに英単語を1万語
覚えなければいけません。
熟が開講されるまでに、
岐阜県の自宅から、
大阪の予備校に何度も通い、
英単語1万語の試験を受けます。
1週間くらいかけて覚えて、
覚えたところまで、テストを受けるのです。
最初は、200語くらい。
また1週間で、300語くらい。
また1週間で、800語くらい。
だんだんと数を増やしていって、
1万語をマスターしていきます。
そんなことを数週間続けていた時のことです。
見たこともない英単語なのに、
見た瞬間に覚えられるのです。
あっ、いえ大げさでした。
5秒ほど見て、
頭の中でそらんじます。
すると、覚えられています。
100語くらい、ばぁーーと見て、
あとで、覚えているかどうか確認すると、
8割ぐらい覚えているのです。
もちろん、瞬間的な記憶ですから、
試験を受けてしばらくすると忘れていました。
でも、一瞬で覚えられるって
すごいと思いませんか?
後に、短期間に集中的に、
大量の記憶をした経験がある方に、
何人かお話を聞いてみましたが、
「わかる!昔経験したことある」と
言う方もいらっしゃいました。
私たちの脳は、
使えば使うほど、可能性を発揮していくようです。
【内村航平選手の話】
ずっと以前に、NHKのスーパーボディという
番組で、
内村選手が高校生の頃の
エピソードが紹介されていました。
なんという技の名前か忘れましたが、
(コマネチという技にしておきましょう^^)
内村選手は、
コマネチをしている選手の映像を
何度も何度も繰り返し見ていたそうです。
イメージトレーニングが
大切なスポーツでしょうから、
何度も観ていたのでしょう。
当時、内村選手はコマネチができませんでした。
注:ビートたけしさんの【コマネチ】は誰でも真似できます。
ある時、家のリビングで
映像を何度も観ていると、
内村選手の目の前に体操の床が
見えたそうです。
映像の中の選手が見ている風景が
内村選手にも同じように
(部屋の中にいるはずなのに)
見えたのです。
そして・・・・
内村選手は、
練習したことがない、コマネチを
一発で、できるようになりました。
注:ビートたけしさんの【コマネチ】は一発でできます。
私たちの脳にはミラーニューロン(鏡細胞)という
細胞があり、
私たちは本来、人の真似をするのが得意です。
ホモサピエンスになり、
思考が発達したため、
真似をしなくても、
自分でアイデアを考えられるようになりましたが、
本当は、
真似をするのが得意なんです。
共感力が高い人や、
役になりきるのが得意な役者さんは、
おそらく、
このミラーニューロンの活性度が
高いと思われます。
私も、集中的にトレーニングを
していたことがありますが、
話をしている相手が考えていることが
わかる時がありました。
「今、〇〇のこと考えてま
したよね」と
伝えると、
「なんでわかったんですか!!!こわっ」と
言われました。
また、話をしている人が見ている映像が
(頭の中で無意識に想像している)
私の前にも現れれることがありました。
「今、一瞬、こういう映像が浮かんでませんでした?」
と聞くと、びっくりされることが
ありました。
繰り返しますが、自慢ではありません。
誰でも、鍛えれば、
こういう才能が案外簡単に身につくようです。
【コンサルティング現場で】
コンサルタントで、
この能力を使っている方を二人知っています。
ひとりは、私の元師匠です。
お客様が口にしていない悩みなどを
(本人も無自覚)
言い当てて、コンサルに役立てています。
もうひとり、
何冊も(海外にも翻訳されている)書籍を
出している
コンサルタントの方も、この能力を使っていると
言っていました。
実際に、その方が、
10名くらいから悩みを聞き、
一気に解決のアドバイスをしていくのを
見たことがありますが、
表面的な解決策ではなく、
お客様が口にしていない悩みも
(おそらく、お客様に同調して感じている)
解決していく姿は、見事でした。
横浜国立大学の堀之内先生は、
この能力は鍛えられると言っています。
簡単にできるトレーニング法は、
いずれ紹介します。
例えば、目の前のお客様の
口にしていない悩みがわかり、
「こういうサービスが必要だと感じましたよ」と
お伝えすれば、
「そうそう、どうしてわかったの??」
「そこに悩んでいたのよ~」と、
お客様に喜んでいただけるかもしれません。
【お伝えしたいこと】
こういった特殊に思える能力を開発しましょう!
ということをお伝えしたいのでは
ありません。
何をお伝えしたいのか・・・・・
あなたにも、あなたの大切な従業員にも
そしてあなたの大切な家族にも、
こういった才能は眠っていて、
トレーニングをすれば、
充分に開発されるということです。
そして・・・
この社員には、すごい才能がある
と思って、社員を見ていただきたい
と思います。
才能がないと思って育てれば、そのように育ち
才能があると思って育てれば、そのように育つ。
そう思います。
この記事が役にたったら、
フェイスブックなどでシェアーしていただけると
うれしいです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お問い合わせ:
mmsugiura(アットマーク)notice-g.com まで
お気軽にお問合せください。
*アットマークを@に変換してご連絡ください。
メールマガジン:
メールマガジンの登録はこちら
セミナー開催日程一覧:
人材育成セミナー開催日程一覧はこちら
サービス概要:
・社内勉強会の導入
この記事へのコメントはありません。