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学び続ける大人のためのブログ

「私ひとりでトイレ行けたよ!」 と喜ぶ女性の話 2

こんばんは。
人材育成コンサルタント@名古屋の杉浦です。

前回の記事の続きになります。

Tさんは、抗がん剤治療を受けて
体力が落ちているからではなく、

「腰が痛くて歩けない」ようでした。

何かおかしいと思って、
MRIを撮影してみると、

腰の骨にがんの転移が見つかりました。


多くのがんは、骨に転移すると、
その骨をもろくします。

ベットから起き上がる時に、
腰が痛くて、起き上がれない。

起き上がったとしても、
腰が痛くて歩けないのです。

ですから、
トイレに行くたびに、

看護師さんを呼んで、
手伝ってもらわないといけないのです。

腰の骨を守るために、
コルセットを作成し、

腰を守ります。

そして、腰に負担がかからない起き上がり方、
腰に負担がかからない歩き方、
腰に負担がかからない便座への座り方

などを専門家として指導します。

まずは、部屋から廊下にでる練習。

そして、廊下の手すりをつかまりながら、
歩く練習。

廊下を歩いてトイレまで行き、
便座に座る練習をしました。

その後・・・

病室を訪れると、

「先生、わたしひとりでトイレに行けました。

看護師さんの力を借りなくても済みました」

そう、嬉しそうに教えてくれました。

大の大人が、
「トイレに行けることが嬉しい。」

そう自信にあふれた顔で喜ぶ姿に
感動しました。

この仕事をしていてよかったと
思いました。

しばらくして・・・・

病室を訪れると、

Tさんは意識もない状態に
なってしまいました。

僕にできることはそこまででした。

残された力を使って、

本人がのぞむ自立を支援すること。

それが僕の仕事でした。

今現在僕がしている仕事は、

自立した社員を育てる支援です。

自らの力で成果をあげられる社員を育てる支援です。

そのために、

成果をあげるための、
そして
自立するための7つのステップを

お伝えしています。

僕がお伝えしている7つのステップは、
どこにもなく、どこよりも成果が出ると
自信をもっていえますが、

あくまでも、自立するための手段です。

経営者であれば、社員に自立して欲しいと
願うと思います。

社員も、自立したいと心の底では
思っていると思います。

では・・・

自立した先には何があるのでしょう??

「社員の自立を支援するのも
経営者の仕事のひとつ」

という考え方をしている方もいます。

では、
自立した先には何があるのでしょう??

そんなことを考えました。

杉浦

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