経営者の価値観と従業員の価値観
昨日は、家族でおでかけし、
帰りに喫茶店によりました。
食べログで事前に情報をチェックすると、
行列ができるお店のようです。
10分ほど待って入れましたが、
人気の秘密は、
モーニングサービスの種類が豊富で、
(9種類ほどから選ぶことができる)
飲み物代だけで、
ゆで卵とトーストとサラダとスープがついてきます。
これが人気の秘密かと思いましたが・・・・
順番を待っている他のお客さんの顔が
とても気になりました。
「まだ俺の順番はこないのか?」と、
チラチラとこちらを見ているように感じました。
暑い中、
お店の外で待っておられる方を見ると、
早く食べて出なければと、気になってしまいました。
普段、
喫茶店では会話を楽しみながらのんびりと
珈琲を飲みたい私には、
なかなかかこたえる。
経営者は、
「サービスの種類も量も多くして、お客様に喜んでもらいたい」
そのような価値観でお店をされているかも
しれません。
一方で、
私がもし従業員だったら、
お客様を急かすのが、申し訳なく思ってしまいます。
*なお、本日訪問したお店は、混んでいるからといって、
お客様を急かすようなお店ではありませんでした。
経営者の価値観と従業員の価値観の違いは
よくあります。
居心地よくゆったりとお客様に過ごしていただきたい、
私はそういう気分を味わいたくて喫茶店に行っている。
という従業員が、
「サービスの種類も量も多くして、お客様に喜んでもらいたい」
という経営者のお店で働く場合は、
自分の価値観は、
働くお店ではわきに置いて、働く必要があります。
あるいは、
経営者側が、自分の価値観を明確にして、
採用する時に、伝えるのがよいかと思います。
経営者の価値観を理解していれば、
さらにいうと、同じ価値観の従業員が集まれば、
「サービスの種類も量も多くして、お客様に喜んでもらいたい」
と、経営者が伝えれば、
従業員は喜んで、新たなメニューを考えるかもしれません。
経営者の価値観と従業員の価値観の違い。
実はそこが違っていて困っている会社さんは
よくあります。
まず、簡単にできることは、
現時点での経営者の価値観を明確にすることだと
思います。
そのためには、
とりあえずで構いませんので、
仕事をしながら大切にしている考えや想いを
書き出してみること。
ティータイムメニューも豊富なお店でした。
ソフトクリーム好きの娘は、
「お昼もここに来たい」と言っていました。
娘の価値観に合っているお店かもしれません^^
この記事へのコメントはありません。